CAAC599チャンネル設定 ファイル概要と編集

CAAC599チャンネル設定ファイル概要と編集

このたびは、弊社製品CAAC599をお買い上げくださいまして、まことにありがとうございました。お買い求めいただきましたCAAC599を正しくお使いいただくためのCAAC599チャンネル設定ファイルの概要と編集を説明いたします。
  • チャンネル設定ファイルの概要
    チャンネル設定ファイルの二つの目的と二つの種類があります。

    一つ目の目的(アンテナチャンネル設定ファイル)
    チャンネルカップラを使用するアンテナを全自動で無線機の周波数に追従してSWR最小チャンネルへ自動切り替え(一回路六接点のスイッチの)を行う、自由な用途のスイッチ接点一回路一接点のオプションスイッチの入り切り。

    一つ目のファイルの内容アンテナチャンネル設定ファイル 
    アンテナの使用周波数での下限/中央/上限のSWR特性の実測値、チャンネルスイッチ位置、(バンドスイッチ入り切り、ロードスイッチ入り切り、マルチグループ設定時のみ)オプションスイッチ入り切り

    二つ目の目的(バンド情報チャンネル設定ファイル)
    周波数を任意数の周波数帯(単位はHz)で指定した一回路六接点のスイッチ位置を指定することができるバンド情報接点として利用することができます。

    二つ目ファイルの内容(バンド情報チャンネル設定ファイル)
    接点切り替え周波数の下限/上限の周波数、チャンネルスイッチ位置、バンドスイッチ入り切り、ロードスイッチ入り切り、オプションスイッチ入り切り 

  • 標準添付のアンテナチャンネル設定サンプルファイル

    アンテナチャンネル設定サンプルファイルは

    CD160.ant
    330V-1.ant
    730V-1.ant
    730V-2.ant
    CD78.ant
    CD78jr.ant
    CD78L.ant
    CL40B-5.ant
    CL40DX.ant
    CY402.ant
    BS42-5kW.ant
    BS42-STD.ant

    CAAC599設定操作においてBS42 標準のch4はch5とch5はch4と読み替えてください。

    各アンテナの標準的な特性が設定されたサンプル設定ファイルがドキュメントフォルダーの中のCAAC599フォルダーにインストールされています。

    サンプル設定ファイルは理想的に設置されたアンテナでありサンプルです。

    実際に運用する場合には実際に使用する状態でアンテナを測定した周波数とSWR値でサンプルファイルを修正するか新たに作る必要があります。

  •  標準添付バンド情報チャンネル設定ファイル

    バンド情報チャンネル設定サンプルファイルは

    HF-Non-WARC.ant
     

    下限周波数Hz 上限周波数Hz  チャンネル
    スイッチ
    ポジション 
    オプションスイッチ
    入り、切り 
    1810000 1825000 1 0
    1907500 1912500 1 1
    3500000 3575000 2 0
    3599000 3612000 2 0
    3680000 3687000 2 0
    3702000 3716000 2 0
    3745000 3770000 2 0
    3791000 3805000 2 1
    7000000 7100000 3 0
    7100000 7200000 3 1
    14000000 14350000 4 0
    21000000 21450000 5 0
    28000000 29700000 6 0

    上記のような動作が設定されたバンド情報チャンネル設定サンプルファイルがドキュメントフォルダーの中のCAAC599フォルダーにインストールされています。

    サンプル設定ファイルはアンテナチャンネル設定サンプルファイル同様サンプルですのご自分の用途にあわせてサンプルファイルを修正するか新たに作る必要があります。

  • アンテナチャンネル設定ファイルの詳細

    例 730V-1.ant

    LOW-SWR LOW CENTER-SWR CENTER HIGH-SWR HIGH CH BAND LOAD OPTION
    1.5 6993000 1 7018000 1.5 7050000 2 0 0 0
    1.5 7050000 1 7084000 1.5 7111000 3 0 0 0
    1.5 7111000 1 7137000 1.5 7161000 4 0 0 0
    1.5 7161000 1 7186000 1.5 7213000 5 0 0 0
    1.5 14000000 1 14150000 1.5 14300000 2 0 0 0
    1.5 14070000 1 14220000 1.5 14370000 3 0 0 0
    1.5 14140000 1 14290000 1.5 14440000 4 0 0 0
    1.5 14200000 1 14350000 1.5 14500000 5 0 0 0
    1.5 21060000 1 21200000 1.5 21340000 2 0 0 0
    1.5 21095000 1 21235000 1.5 21375000 3 0 0 0
    1.5 21130000 1 21270000 1.5 21410000 4 0 0 0
    1.5 21160000 1 21300000 1.5 21440000 5 0 0 0
    1.5 28100000 1 28400000 1.5 28700000 2 0 0 0
    1.5 28230000 1 28530000 1.5 28830000 3 0 0 0
    1.5 28365000 1 28665000 1.5 28965000 4 0 0 0
    1.5 28300000 1 28800000 1.5 29100000 5 0 0 0

     

  • アンテナチャンネル設定ファイルの制限事項
     最大行数 150 行
     設定周波数の単位 Hz
     最大周波数 2147483647 Hz
     先頭行 項目名 LOW-SWR, LOW, CENTER-SWR, CENTER, HIGH-SWR, HIGH, CH, BAND, LOAD, OPTION
     カンマ区切りCVSファイル
     拡張子 ANT

  • アンテナチャンネル設定ファイルの項目の詳細

    LOW-SWR

    設定するアンテナのあるチャンネル設定バンドにおいてアンテナの性能が維持できる周波数の下側のSWR最大値を設定します。

    推奨値 1.5

    LOW

    設定するアンテナのあるチャンネル設定バンドにおいての周波数の下側の「LOW-SWR」のところの周波数

    例 6993000

    CENTER-SWR

    設定するアンテナのあるチャンネル設定バンドにおいてのSWRが最小の周波数でのSWR値

    推奨値 1

    CENTER

    設定するアンテナのあるチャンネル設定バンドにおいてのSWRが最小の周波数である「CENTER-SWR」のところの周波数

    例 7018000

    HIGH-SWR

    設定するアンテナのあるチャンネル設定バンドにおいてアンテナの性能が維持できる周波数の上側のSWR最大値を設定します。

    推奨値 1.5

    HIGH

    設定するアンテナのあるチャンネル設定バンドにおいての周波数の上側の「HIGH-SWR」のところの周波数

    7050000

    CH

    設定するアンテナのあるチャンネル設定バンドの「あるチャンネル設定バンド」の「チャンネル」を設定します。

    1 から 6 まで 一回路六接点のスイッチの接点位置を指定します。

    例 2

    CAAC599設定操作においてBS42 標準のch4はch5とch5はch4と読み替えてください。

    BAND

    設定するアンテナのあるチャンネル設定バンドの「あるチャンネル設定バンド」の「バンド」を設定します。

    0=3.5 (330Vの場合)
    1=7~28 (330Vの場合)

    1=常時(714XXW-x BS42 5kW仕様 BS42 標準仕様の場合)

    (マルチグループ設定時のみ)

    LOAD

    0=L (330Vの場合)
    1=H (330Vの場合)

    1=H-BAND(714XXW-x BS42 5kW仕様 BS42 標準仕様の場合)
    0=7(714XXW-x BS42 5kW仕様 BS42 標準仕様の場合)

    (マルチグループ設定時のみ)

    OPTION

    自由な用途のスイッチ接点一回路一接点のオプションスイッチの入り切り

    0=切り
    1=入り

  • バンド情報チャンネル設定ファイルの詳細

    バンド情報チャンネル設定ファイルはアンテナチャンネル設定ファイルと同じ内容の項目が多くあります。

    LOW-SWR =1.5
    CENTER-SWR=1
    HIGH-SWR=1.5
    BAND=0
    LOAD=0

    の各項目はダミー項目データの項目になりますので、必ず、既定値のデータを設定してください。

    例 HF-Non-WARC.ant

    LOW-SWR LOW CENTER-SWR CENTER HIGH-SWR HIGH CH BAND LOAD OPTION
    1.5 1810000 1 1817500 1.5 1825000 1 0 0 0
    1.5 1907500 1 1910000 1.5 1912500 1 0 0 1
    1.5 3500000 1 3537500 1.5 3575000 2 0 0 0
    1.5 3599000 1 3605500 1.5 3612000 2 0 0 0
    1.5 3680000 1 3683500 1.5 3687000 2 0 0 0
    1.5 3702000 1 3709000 1.5 3716000 2 0 0 0
    1.5 3745000 1 3757500 1.5 3770000 2 0 0 0
    1.5 3791000 1 3798000 1.5 3805000 2 0 0 1
    1.5 7000000 1 7150000 1.5 7100000 3 0 0 0
    1.5 7100000 1 7150000 1.5 7200000 3 0 0 1
    1.5 14000000 1 14175000 1.5 14350000 4 0 0 0
    1.5 21000000 1 21225000 1.5 21450000 5 0 0 0
    1.5 28000000 1 28850000 1.5 29700000 6 0 0 0
  • バンド情報チャンネル設定ファイルの制限事項
     最大行数 150 行
     設定周波数の単位 Hz
     最大周波数 2147483647 Hz
     先頭行 項目名 LOW-SWR, LOW, CENTER-SWR, CENTER, HIGH-SWR, HIGH, CH, BAND, LOAD, OPTION
     カンマ区切りCVSファイル
     拡張子 ANT

  • バンド情報チャンネル設定ファイルの項目の詳細

    LOW-SWR

    ダミー項目データ

    既定値 1.5

    LOW

    設定するバンド情報チャンネル設定バンドの周波数の下側の周波数

    例 1810000

    CENTER-SWR

    ダミー項目データ

    既定値 1

    CENTER

    設定するバンド情報チャンネル設定バンドの周波数の中心の周波数

    例 1817500

    HIGH-SWR

    ダミー項目データ

    既定値 1.5

    HIGH

    設定するバンド情報チャンネル設定バンドの周波数の下側の周波数

    1825000

    CH

    設定する周波数設定バンドの希望する「チャンネル」を設定します。

    1 から 6 まで 一回路六接点のスイッチの接点位置を指定します。

    例 1

    BAND

    ダミー項目データ

    既定値 0

    LOAD

    ダミー項目データ

    既定値 0

    OPTION

    自由な用途のスイッチ接点一回路一接点のオプションスイッチの入り切り

    0=切り
    1=入り

  • チャンネル設定ファイルの編集

    チャンネル設定ファイルの編集はCAAC599の内蔵されたAntenna Model Editerで編集できますがテキストエディタやExcel®でも編集できます。
    Excel®で編集された場合はCSV(カンマ区切り)で保存してください。

    注意
    「Microsoft®Excel®」はMicrosoft Corporation の、商標または登録商標です。