NETDUETTOセットアップと設定
- NETDUETTOとは?
NETDUETTOとは、ネット上でリアルタイムにセッションが出来るアプリですが、その機能の一部にVAC Virtual Audio Cable(バーチャル オーディオ ケーブル)の機能が含まれています。一部を使わさせていただくのは心苦しいのですが大変素晴らしい動作機能なのです。VACアプリはデジタル系のアプリやSDRを使うときVSPEやOmni-Rigと同じくらいとても便利なアプリケーションです。NETDUETTOはYamaha Corporationの製品でバーチャル・オーディオ・ケーブルの本数は一本という制限はありますが無料のVACとして十分使用できます。また、VACとして使用する場合はネットへの通信は無いようです。
- VACはパソコンの中のジャンパーケーブルです。
SDRで受信した低周波出力をWSJT-Xへ入力したいとき通常はSDRの低周波出力のジャックへケーブルをつないで反対のプラグをパソコンの入力につなぎます。と簡単に言いますがこの接続をするためにはサウンドカードやジャンパーケーブルとプラグ等々が必要ですよね。ところがVACを使うとパソコンの中に擬似的なジャンパーケーブルを作ってあっちこっちと自由につなぐことが出来るようになります。また、ジャンパーケーブルの本数も自由に設定できます。インストールの初期本数は2本です。
- NETDUETTOのダウンロード
ダウンロードはYamaha Corporationのサイトから行います。下の方にあるのDownload ページのあなたのパソコンにあったものをクリックして保存してください。
- NETDUETTOのセットアップ
Windowsで64ビットパソコン場合、保存したダウンロードファイルNETDUETTO-JP-win-x64-2.0.3.zipを解凍します。ダウンロード場所に保存したNETDUETTO-JP-win-x64-2.0.3.zipを右クリックして解凍してください。解凍されたファイルNETDUETTO-JP-win-x64-2.0.3.msiを実行しますと下記の画面が表示されます。ファイル名はバージョンによって異なることがあります。
「次へ」のボタンをクリックします。「同意する」で良いと思ったら「同意する」を選んで「次へ」のボタンを押します。。
「次へ」のボタンをクリックします。
「次へ」のボタンをクリックします。
インストール中です。途中にインストールの同意があります。
「インストール」ボタンをクリックします。インストールが完了しました。
- NETDUETTOの使い方
NETDUETTOをインストールした状態でサウンドを表示してみましょう。
再生
再生
上の図のようにYamaha NETDUETTO Driver(WDM) が出来ています。
動作としては再生のYamaha NETDUETTO Driver(WDM) と録音のYamaha NETDUETTO Driver(WDM) は内部でジャンパーケーブルでつながっていてSDRのオーディオ出力をYamaha NETDUETTO Driver(WDM) に設定してWSJT-Xのオーディオ入力をYamaha NETDUETTO Driver(WDM) に設定すればSDRがWSJT-Xに入力できるわけです。色々応用すれば色々なシーンで応用研究実用が出来ます。
最近のコメント